地域の風習も知っておく

親戚や両親、家族などの葬儀に参列してくれた方々に対し香典返しをする際、その品物の選び方には基準といったものはあるのでしょうか。社名で貰った場合、高価な供花を貰った場合、連名で受け取った場合、葬儀当日にお手伝いをしてくれた方へのお礼等、場合によって様々ですが、一般的には洗剤や食品などの実用的な消え物やタオルなど日常的によく使うものが妥当であると言えるでしょう。飾り物などはその人の好みがありますので避けたほうがいいかも知れません。

カタログギフトは香典返しでもその長所をかなり活かせます。カタログギフトは、購入したカタログを贈り受け取った相手にカタログの中から好きな品を選んでもらうといった贈り物で、長所はやっぱり受け取った側が欲しい品物を自由に選択できるという点や、他にも賞味期限がなく持ち運びも便利、価格帯も豊富でいろんなお香典額に対応できるということなどが挙げられますね。人によりますが、選ぶ楽しさを味わっていただくといった点は大きいと言えます。

葬儀の際の香典返しについても多様な風習やしきたりがあり、悩みや迷いが付きものでしょう。例を挙げれば香典返しを送る時期や挨拶状の書き方、品物の相場や選び方、その他いろいろな細かいマナーなど、これらはその地域によっても全く異なり、それを知らなかったがために後々でトラブルに繋がったケースも多少はあるようです。失敗を避けるためにも、インターネットや書籍などで前もって情報を得ておき、そしてその地域の風習も知っておくことが妥当と言えます。